「なんで勉強しないといけないの?」
子どもにそう問われた時、自分の言葉で説明することができませんでした。
正直言うと、私自身、はっきりとした答えを持たずに学生時代を終えてしまった気がします
わが子には、勉強する意味や目的を理解してほしい。
そう願って、自分なりに考えてみたり、いろいろな本を読んだりしてみたものの、しっくりくる答えを見つけられないまま、はや数年…。
先日テレビで放映された「ドラゴン桜」を観て、ストンと腹におちるヒントを見つけました。
「ドラゴン桜」とは。
「ドラゴン桜」は、三田 紀房(みた のりふさ)さんのアニメが原作のテレビドラマです。
元暴走族の貧乏弁護士が、「勉強のできない」高校生たちを東京大学に合格させるまでが描かれています。
2021年4月スタートの今作は、2005年に放映された前作の16年後という設定。
ギャル系ややんちゃな生徒たちの姿は見当たりません。
(これも時代ですね…。それにしても、前作生徒役の新垣結衣さん、長澤まさみさん、紗栄子さんの、若き日の画像のなんと可愛いことよ。)
令和の世相を映し出してか、LINEや動画が効果的に使われていたり、部活パワハラがテーマになっていたり。
無気力で、「いつもスマホをいじり」「何かコトが起きたら速攻動画にアップする」
そんな生徒たちを前に、阿部寛さん演じる桜木先生の啖呵がスカッと炸裂します。
なんといっても、主演の阿部寛さんの演技はが絶妙!
長澤まさみさんのコメディエンヌぶりも、素晴らしい!
「子ども店長」加藤清史郎くんが、立派な青年になっている(涙)!
「ドラゴン桜2」は、「半沢直樹」のスタッフさんが関わっているそうで、「前作の明るい雰囲気からガラリと変わった」「半沢直樹を彷彿させる」という声もあるようですね。
前作の「ドラゴン桜」も「半沢直樹」も観ていない私としては、まっさらな目で観て楽しんでいます。
そして、楽しむだけではなく、いろいろと考えさせられることもありました。
これからの時代を手探りで進んでいくために。
5/9(日)放映の第三話でのこと。
詳しいストーリーは書きませんが、学年トップの秀才くん(=あまり性格がよろしくない) VS 東大専科の生徒たち(=あまり勉強が得意ではない)によるテストの点数対決が終わり、ガヤガヤとはやし立てる外野の生徒たちに桜木先生が放った啖呵は、心にズドンと響くものでした。
私なりに、やんわりと要約すると、
「物事の本質を見ようとしないことは、馬車馬のように搾取されるリスクを高めてしまう」
ということ。
そうそう、そうなんだよなあと納得。
リアルタイムで世界と繋がることのできる今だからこそ、どんどん入ってくる情報に脊髄反射的に飛びつくのではなく、軸となる知識を拠り所として、自分の頭でしっかり考えられるようになってほしい。
そうすれば、これからの予測が難しい混迷の時代を、手探りであってもより良い方向に進んでいけるはず。
これは、男性も女性も関係なく、また、どんな職業につくにしても言えることではないでしょうか。
大切なモノを失わないために。
大切なモノを奪ってしまわないために。
「自分の頭で考えられるようになる」こと。
そして、「物事の本質を見つけられるようになる」こと。
それが勉強が必要な、大きな理由ではないかと思いました。
小学生の子どもには、まだイメージしづらい話かもしれません。
私なりの言葉で、少しずつ伝えていけたらと思っています。
いろいろな気づきをもらったドラゴン桜。
\DVD BOX は、2021年11月10日発売予定!予約受付中/
将来、若い俳優さんたちがブレイクしたら、貴重な映像になるかも!?
子どもがすっかりハマってしまい、2005年放送の「ドラゴン桜1」も見ることに^^
2021年版とはちがう、ライトなノリが親世代には懐かしいです。
→でも、子どもは「ノリが軽すぎ」と感じたようで…。
2021年版のほうがしっくりきたらしいです(^ ^;)
\宅配DVDレンタルでも取り扱いあり/
\ドラゴン桜の勉強メソッドを本で学ぶなら/
「7日間で突然」かどうかは個人差によると思いますが(笑)参考になります。